マチイク講演会で豊島WAKUWAKUネットの栗林さん登壇/子ども食堂イベント

 毎年11月は、児童虐待防止月間(オレンジリボンキャンペーン)でした。「児童虐待は決して他人事ではない」と考え、活動している「子どもを守る目コミュ@文京区」は、11月1日、文京区子ども家庭支援センターとの共催で、マチイク講演会&交流会『子ども食堂ってなぁに?』を開催しました。

 今話題の「子ども食堂」とは、子どもがひとりで食べにこられる食堂です。現在、地域で子どもを支えていこう、子どもの居場所をつくろうというNPOなどの動きが広がり、子ども食堂が全国的なブームになっています。そのブームの先駆けとなったのが、豊島WAKUWAKUネットワーク理事長・栗林知絵子さんらが運営する「要町あさやけ子ども食堂」です。毎月2回、17時半から19時まで、ボランティアで運営され、300円で夕食が食べられます。

池袋本町プレーパークは冒険ができる遊び場だ
 マチイク講演会で栗林さんは、池袋本町プレーパークの活動を通して、支援が必要な子どもたちと出会ったこと、つきあいを続けるなかで子ども食堂を誕生させたこと。地域で子どもを見守り、声をかけるおせっかいおばちゃんの必要性や、家庭や学校以外のほっとできる居場所が子どもの身近にあることの大切さなどを熱く語りました。
要町あさやけ子ども食堂は一軒家。2階は子どもたちの遊び場に
 会場からも「子ども食堂は、行政ではなかなか実現できないからこそ、私たちが先行してやっていこう」、「子ども食堂はできなくても、声かけからはじめてみようと思う」などの声が上がり、熱気に包まれました。
要町あさやけ子ども食堂
 マチイク交流会では、この夏オープンした「マチイク子ども食堂」(さきちゃんちにて・第三金曜日・会員制)を体験していただこうと、「ミニ子ども食堂体験コーナー」を設置。参加者は、用意されたおいなりとみそ汁をグループごとに楽しみました。
マチイク講演会のあとの交流会
 今回のマチイク講演会&交流会では、子育て中の方に限らず、幅広い年齢層の方々が集まり、子ども食堂に対する関心の高さが伺えました。また、文京区内においても、子ども食堂や子どもの居場所づくりの活動はすでにいくつかスタートしており、おせっかいおばちゃんをはじめとする温かい人たちの存在を、心強く思えるひとときとなりました。(工藤)