区議選明日投票!候補者の回答、一覧で見られるサイトが一助に

 明日は文京区長選挙、区議会議員選挙の投票日。区議会には定数34人に対し44人が立候補しており、誰に投票しようか迷う人も多いのではないだろうか。そんな人に参考になるサイトがある。
みらくるネット
http://mirakuru.jpn.org/home/

 区民有志が、4つの質問を各候補者に投げかけ、回答を一覧にしたサイトだ。2月4日の立候補予定者説明会で案内を配布し、問い合わせのあった方(当時の現職と挑戦者)にアンケートフォームを送信、各質問200字以内で回答してもらい、3月17日にそのまま掲載した。

4月6日には区民センターで、「文京区でまってる!」とのコラボで、政治と言葉の研究をしている信州大学名誉教授の都築勉さん、若者と政治をつなぐ活動をしているNPO 法人Youth Create(ユースクリエイト)代表で東洋大学4年の菅将大さんを招いてイベントを実施した。会場にはスタッフ含め参加者25人中、文京区選挙管理委員会が募集した若者層啓発団体「Vote Supporters」メンバーの高校生らが2人が駆けつけたほか、初めて選挙権を得た18歳の大学生ら3人も参加し、講師含め計6人の若者が参加した。

Vote Supportersは啓発グッズを若者自らが製作し、配布している


文京区では、前回選挙から有権者が約10
,000人増えている。まずはみらくるネットの回答を、回答者名を載せずに一覧にし、グループに分かれて読み解いた。
「区民の質問に真摯に答えていない」「自分の言葉で語っていない」「区政を担うのに国政のことを語っている」など、さまざまな意見が出された。

 都築さんは「区議になる人は地域のまとめ的な人も多く、必ずしも政策通とは限らない。議員はいろんな人がいていいが、なにも知らない、というわけにはいきませんよね」とコメントした。


Youth Createの菅さんは、「自分の関心事と政治をつないでみよう」というワークを実施。各自、子育てでもまちづくりでも教育でも防災でも、とにかく自分が一番関心のあることを片っ端から書き出し、1つだけ中央に置く。さらに関連するキーワードを考えられるだけ書き出した。それを菅さんは「判断めがね」と呼んだ。

「名前が面白いとか、そういうことで投票するのではなく、自分の『判断めがね』を持ち、考え、自分の意見を表明する、つまり投票するという行動につながるといいですね」と菅さん。
参加した大学生(18)は、今回が初めての選挙。当初は「バックレるつもりだった」といい、最初の読み解きワークは議論が高度過ぎてついていけなかったというが、「菅さんのワークは勉強になった。投票は行こうと思う」と話していた。
 自らの「判断めがね」とみらくるネットの回答一覧を使えば、投票行動の一助になるかもしれない。