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まちなかにキッザニア?子どもたちが一日店長/大森の商店街で「リトルアキナイ」

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いらっしゃいませ~、さんまおにぎりいかがですかぁ~。子どもたちの元気な声が響く。大田区の山王ウィロード商店街で5月24日、子どもたちが一日店主に扮する「リトルアキナイ」が開かれ、カフェやスーパーなど5店の協力で、16家族、子ども26人が参加した。

昨年秋、「地域埋蔵資源発掘プロデューサー」の町田佳路さん(33)が第1回を企画。夏祭りで、そば店の店先で子どもがそばの販売を手伝っているのを見て着想した。この日は被災地の品物を販売する「石巻マルシェ」や、おおた高齢者見守りネットワークなどの協力で、北海道の三平汁や岩手県のせんべい汁といった郷土の汁物を売る「汁フェス」などのお祭りも同時開催。子どもたちが売ったおにぎりは、石巻で作られたサンマのしょうゆ煮を炊き込んだものだ。

エプロンに三角巾姿の子どもたちは、野菜やお団子、ケーキなどを協力店の店先で売った。販売終了すると、協力店から給料袋が渡され、子どもたちはうれしそう。協力店やイベントで使える「リトルアキナイ銀行券」100円が5枚。メダルやお菓子をもらって、子どもたちは満足そうだった。web制作が本業で、商店街の「お休み処」に事務所を構える町田さんは「お店の売り上げも増え、参加者も満足し、商いでいう『三方よし』。まちも盛り上がる」と話している。

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