茗荷谷インフォメーション開設の初日に来ていただいた杉崎さんの工房にうかがいました。
アプトのサイトには「丸の内線茗荷谷駅西口を出て、拓殖大学方面へ徒歩約5分」と書いてあります。これだけでたどり着くことはなかなか難しいことでしょう。
ここに入って良いのだろうかと不安に思いつつ両側に植木鉢が並んだ狭い路地を入っていくと一番右手の奥に小さな「BAG 工房 アプト」の看板を見つけました。中からラジオの音が聞こえてきます。「アプト」は碓氷峠の「アプト式」から鉄道好き(特に蒸気機関車)の二代目、杉崎さんが名付けたものです。
ちなみに杉崎さんの仕事は9時から夕方6時頃まで、その間はラジオを流しなら作業するのが習慣だそうです。ラジオはニッポン放送専門です。
杉崎加工所という名前で初めて父上が自宅兼工房を開いたのが昭和34年(1959年)。職人さんが5、6人住み込みで働いて、たいそうな賑わいだったそうです。
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※この記事は「ご近所 茗荷谷界隈」に2016年12月に掲載されたものです。