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文京区内のお花見スポットを一挙紹介!

文京区内のお花見スポットを特集します。区内全域の網羅はできませんが、JIBUN特派員が穴場を含め紹介します。(写真は過去のものです)

◆播磨坂

まずは文京花の五大まつりの一つ、文京さくらまつり。小石川4、5丁目境にある播磨坂さくら並木で23日(土)から4月7日(日)まで開かれます。1960(昭和35)年、「全区を花でうずめる運動」により桜が植えられ、ソメイヨシノを中心に120本あるそうです。

昼はもちろん、夜桜もなかなか。朝から場所取りの敷物が敷き詰められ、夜は花見の宴も播磨坂の風物詩。とはいえ住宅街なので、ごみや騒音にご注意を。吹奏楽やパレードなどのイベントが30、31日に開かれます。詳細は文京区のサイトで。(敬)

◆小石川植物園

播磨坂を下りきってさらにまっすぐ進んだ位置に、小石川植物園があります。正式名称は東京大学大学院理学系研究科附属植物園。面積は161,588m2(48,880坪)で、池や斜面、台地があり、入り口から坂を上った広場一面にソメイヨシノが植えられています。東大の研究施設なので、動植物の採集は禁止。落ちている木の実などを拾うのもダメです。敷物を敷いてお弁当を食べるのは大丈夫ですが、飲酒はできません。管理員が見回りをしているので、こっそり持ち込むこともできませんね。

でも、柵に囲まれた安全な場所なので、小さい子連れでピクニック花見するには最適の場所です。開園時間は9時~16時半(入園は16時まで)。入園料は高校生以上400円、小・中学生130円、未就学児無料。開花状況などはサイトで。(敬)

◆江戸川公園

江戸川公園と聞いてどこにあるのか分かるのは文京区の住民ぐらいではないでしょうか。江戸川橋がかかっている神田川はその昔江戸川と呼ばれていたのですよね。その川沿いに桜の並木があり、普段は人気もなくひっそりとしている江戸川公園も、花見のシーズだけは花見の客で賑わいます。

また、このエリアでは毎年この時期に「神田川アートブロッサム」というイベントがあり、商店街のいろいろな店でアートが楽しめます。今年はスタンプラリーもあるので地図を見ながらの散歩も楽しめます。(竹)

◆吉祥寺

武蔵野市の吉祥寺は江戸時代に本郷元町から移り住んだ人が作った町だなんて知っているのは文京区民ぐらいではないでしょうか。本郷元町にあった諏訪山吉祥寺が明暦の大火で消失し、現在の本駒込に移転したものが文京区の吉祥寺なのです。お寺の門から続く桜のトンネルを抜けると本堂の前に大きなしだれ桜があります。

この木の他にも見事な桜の木が何本かあります。お寺の境内なので花見の宴会はできませんが、桜の花をじっくり見るにはオススメのスポットです。(竹)

◆谷中墓地

今回の「『ライターみんなで一斉に書くよ~』指令」は「文京区内の桜の名所、しかも穴場」。 メジャーな名所ですが、まずは谷中の墓地をご紹介します。正確にいうと台東区。まあ、桜の木は区界なんか気にしてないということで。

谷中の墓地といえば、以前、花見の名所、穴場でした。天王寺公園が花見の中心。となりに名物おまわりさんが住んでいる交番があり、料理用菜箸を貸してくれたり、午前零時になると、「そろそろお開きにしましょうか~」と、告げにきてくれたり。天王寺公園は、以前は、ゴザも飲み食いも許されていて、楽器はもちろん音響機材を持ち込んで、歌を歌っているグループもいました。行けばご近所さんに久しぶりに会えたりして盛り上がったものです。桜の下の宴会は、季節的な野外のみんなの居場所。

それが、数年前から、飲み食いはおろか、ゴザも禁止になりました。残念といえば残念だけど、残された花見のゴミの山を見ると、禁止になるのも納得がいきます。墓所なんだし。かわりに、今は朝はもちろん昼も夜も静かに桜をめでることができます。かなり奥深くまで桜は咲いています。

◆たぬき山公園

写真はないのですが、マイナーな名所は、我が家の隣の「駒込林町公園」(通称たぬき山公園)。「たぬき山」と呼ばれているのは、むかしある人が、山の麓から上の方を眺めたら、月が2つ出ていた。「怪し!」と思って鉄砲を放ったところ、2つのうち1つが狸で、落ちて坂道を転げていったところから来ています。

狭い場所ですが、桜の木がたくさんあって、咲きそろうととてもきれい。 昼なら、暖かい空気の中でいくつかのグループがシートを敷いて花見をしながらおしゃべりしています。バイオリンを弾いたり、笛を吹いたりして楽しんでいる人もいます。(稲)


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