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名建築を歩く(東京坂道ゆるラン)幻の官庁集中計画

ご維新後、新政府は近代国家としての体制づくりに躍起になっています……とはいうものの、明治の役人たちも、つい最近までチョンマゲをして刀を持って市中を歩いていた人々。考えた首都中枢の改造案が……

明治八年(1875年)案 明治八年(1875年)の首都中枢案

千代田城の天守台の前、本丸御殿のあったところに官庁を集中させる計画。これは誰が見ても江戸幕府の封建制から抜け出ていないもので、早ばやと立ち消えます。

現在の天守台からの眺め。 現在の天守台からの眺め。

ジョサイア・コンドル案

明治十八年(1885年)一月、井上馨外務卿は欧化政策を進めています。鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルは井上に尻を叩かれ官庁集中計画を立案します。
この頃すでに、鹿鳴館、作戦参謀本部、外務省は竣工しています。

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※この記事は「東京坂道ゆるラン」の「名画・名建築を歩く」に掲載されたものです。


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