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OSAGARI絵本のよりみちにっき/本好きの子 ~我が家の場合~(前編)

あっという間に過ぎ去ったゴールデンウィーク。例年通り遠出の予定もない我が家は、絵本屋でお店番をしながら過ごしました。

小2の息子も、茗荷谷の朝マックにつられて朝から元気に出勤。毎朝お店に到着するや否や、開店前の雑然とした店内で絵本の物色がはじまります。

「ああ、この本、読みたかったんだよ~!」

「これ学校の図書室で読んだ! また読もうっと」

なんて言いながら、ソファ横のテーブルにどんどん本を積み上げる人。そして、慌ただしく開店準備をする母の傍らで、優雅に読書タイム。お手伝いするって言ったのになぁ……。

よくお客様と子育て話などをしていると、「こんなふうに絵本に囲まれて育った息子さんなら、絵本大好きでしょう?」なんて聞かれるのですが、うーん、たしかにそのようです。担任の先生によれば、学校でも「隙あらば本を読んでいる」そうで。

ちなみに、最近のお気に入りはこちら(本人が見せてくれた)。

※左から時計まわりに『The Art of STAR WARS』(アートオブ スター・ウォーズ展 図録)

『月刊 たくさんのふしぎ 迷宮へ どうぞ 1989年 01月号(第46号)』種村 季弘 文 川原田 徹ほか 絵(福音館書店)

『月へ行きたい』松岡 徹 文・絵(福音館書店)

『銀河鉄道の夜―宮沢賢治童話集』宮沢 賢治 著 田代 三善 イラスト(偕成社)

スター・ウォーズや宇宙ネタは、よく父子で盛り上がっているテーマです。銀河鉄道も、宮沢賢治押しの夫(花巻にルーツあり)が、寝しなにボソボソと読み聞かせをしている模様。

一方で、私がお店から持ち帰る絵本類(買い手がつかなかったけど私イチオシの絵本など)にも、未だに「やった~、ありがと~!」と歓喜してくれます。何かとこだわり強めの息子ですが、こと絵本に関しては「くるもの拒まず」のようで。

お客様から「どうしたら子供が絵本好きになりますか?」とご質問をいただくことも多いので、次回は我が家のケースをちょこっと、ご紹介できたらと思います。

OSAGARI絵本・伊藤みずほ)


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