「谷中ベビマム安心ネット」を主宰する編集者でライターの矢嶋(石田)桃子さんが、ご近所の一芸に秀でたパパママに呼びかけ、26日まで「Cafeと道具kokonn」で「ご近所のクリエーター展」を開いている。映画監督や建築家らプロもいれば、ペーパークラフトや自然素材のリースなど、傑出した技を持つ「一般人」もおり、個性あふれる展示となっている。矢嶋さん自身も、「谷中暮らしの春夏秋冬」という、谷中の暮らしの良さを伝える冊子を出展。「ものづくりや表現する力を発掘していきたい。最大の資源は人、です」と言う。
「まちじゅうが展覧会場」をコンセプトに1993年から谷中、根津、千駄木、上野桜木、池之端、日暮里界隈で実施している「芸工展」の一環。ギャラリーやカフェだけでなく個人宅や通りやはらっぱなど75カ所でさまざまな企画展示、表現活動が展開されている。芸工展は、表現による地域の交流を目的としたまちづくり活動だ。「ご近所のクリエーター展は、プロ・アマ問わず、という点も芸工展の趣旨にあっている」と矢嶋さんは話す。
矢嶋さんのインタビュー動画(画像、音声が鮮明でない点、ご容赦ください)
(Cafeと道具kokonn2階で開催中)