「ちょっといい普段」がキャッチフレーズの第8回小石川マルシェが10月26日、文京区小石川の源覚寺境内などで開かれ、35店が出店し、まちの人でにぎわった。地域メディアJIBUNも初めて、源覚寺境内にブースを構えた。小石川つながりでご縁のあった人による手作り品の販売や、活動紹介の展示をする小箱ショップを「JIBUNの小箱」と称し、リンゴ箱を8個並べた。編物の花による髪どめや皮のブレスレット、くるみボタンを作るワークショップも開いた。
来場者の注目を集めたのが、畳を敷き、ちゃぶ台を置いてつくった即席の「茶の間」スタジオにおける動画収録。地域で活動している人を招いて、スマホで動画を撮影、マイクをくくりつけたおもちゃのマイクと「テレビ枠」を使ってインタビューした。
また、小石川3丁目のダンススタジオ「PDC」のダンサー3人も来場。伸びをして、手を振り、腰を回し・・・とストレッチ体操のような動きをしているうちに、最後は「咲いた咲いた」の歌に合わせたダンスになっていた、というワークショップも実施。若手ダンサー2人が、ひろばスペース「まちなかリビング」で演劇のようなパフォーマンスを披露する一コマも。それと知らない通行人が不思議そうな目で眺めていた。
小石川マルシェは2011年から春と秋に開かれており、母体となっているのは地域の商店街や住民による「小石川活性化研究会」。最初は数店だったが、現在は源覚寺境内だけではスペースが足りず、少し離れた「すずらん通り」も会場となっている。次回は来春を予定している。