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区議選、誰に投票する? 区民有志が現職区議と挑戦者のアンケートを公開、読み解きイベントを7日に

4年に1度の統一地方選挙。文京区では区長選と区議選が21日に行われる。でも誰に投票しよう、情報がない、とお困りの方へ、お助けサイトが登場した。区民有志による「みらくるネット(未来の文京区をひらくゆるやかなネットワーク)」。現職区議と挑戦者に「区民が抱える問題」「達成したい施策」などの質問を送り、回答をアップしている。7日には、人の集まる場づくりを手がけてきた「文京区でまってる!」と共に、アンケートを読み解くイベントを区民センターで開く。

「文京区に転居してから初めての選挙だった4年前、情報がなくて、誰に投票していいのかわからなかった」と話すのは、みらくるネット事務局の八木晶子さん。区議らに何を聞いてみたいか、区民136人に尋ねて4つの質問に絞り込み、回答してもらった。今年も4つの質問の回答を現職区議と挑戦者にお願いし、現職18人、挑戦者11人から回答を得た。質問は「いま区民が抱える問題」「区政について、これはおかしいと気がついたこと」「自身が達成したい施策」「区の予算で変えていきたいところ」の4つ。サイトの一覧で回答を比較しながら見られる。

折しも、これまで7回、役割を離れた自分自身として参加するコミュニティー&ミーティング「文京区でまってる!」を開催してきた今川智広さんも、選挙関連で何かやりたいと考えていた。今川さんは「これまでの選挙はポスターの顔か、名前の画数が少ない人で決めていた。一票で何かが変わるとは思えない、という声もあり、何かしなければと思って」と言う。そこで、第8回文京区でまってる!「何かが変わる予感!?なのか!?編」を企画した。

18歳選挙権になって初めての地方選挙。文京区では前回より人口が約3万人も増え、有権者も約1万人増えている。若い人にも、新しく有権者になった人にも関心を高めてもらおうと、みらくるネットと、若者と政治をつなぐ活動をしているNPO法人YouthCreateのコラボで、区議と挑戦者が回答した内容について、政治家の言葉を研究してきた信州大学名誉教授の都築勉さんと共に読み解く。八木さんは「集まって意見を出し合えたら、自分の考え方や視点と違ういろんな見方を知る機会になる」と話す。

イベントは7日14時から文京区民センター3階3-C会議室で。参加費500円。詳細は文京区でまってる!のサイトで。申し込みはフォームで。FacebookページFacebookイベントページでも発信中。


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