千代田のお城・皇居は戦前、宮城とか明治宮殿と呼ばれます。横山大観は畏敬の念を深く抱き、千代田城を何度か描いています。
大正十四年(1925年)日本美術院発行「大観作品集」掲載の「千代田城」は遠くに富士山、桜田門の渡櫓、二重橋、伏見櫓、明治宮殿を配しています。
桜田門渡櫓。 二重橋。 伏見櫓。
静かなる千代田城
大正十五年(1926年)に描かれた「千代田城」は写実的で画面を静寂が支配しています。
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※この記事は「東京坂道ゆるラン」の「名画・名建築を歩く」に掲載されたものです。