普段は急いでかきこむような食事しかできない0~2歳児のママたちに、ゆっくりおいしい食事を楽しんでもらおうと、5月23日、文京区水道のsuido cafe で、保育付きの寿司ランチ会が開かれた。
昼時を過ぎた午後1時半、参加者はまず、カフェ2階の和室で赤ちゃんを保育士に引き渡したあと、1階へ。おしゃべりしながら一品ずつ出される寿司に舌鼓を打った。「プロに預かってもらうので安心」「赤ちゃんを片手に抱きながら食べることから解放された」と話していた。
企画したのは「ここるく」
http://www.kokoruku.com/
社長の山下真実さん(36)。自らも三歳児の母だ。自分も子連れの外出が大変だったこと、大人と赤ちゃんがそれぞれのペースで過ごせる場があるといい､と考え、今年から事業を開始。suido cafe で月1回のペースで一流の寿司店「酢飯屋」の寿司が味わえるランチ会を開いているほか、ミシュランのフレンチ店など６ヶ所と提携。今後は大阪などでも展開する予定だという。山下さんは「お店は昼が一段落するアイドリングタイムの活用ができるし、ママたちはリフレッシュでき、子育てにゆとりができる」と話している。
