「きっとドイツは蘇る、このご婦人たちの明るさがある限り……」
オリンピック・アントワープ大会後、第一次世界大戦の敗戦国であるドイツを視察した金栗四三は、スポーツに興じるドイツ女性の明るさ・たくましさに触れ、国力を支えるのは女性とスポーツだとの考えに至り、女子のスポーツ振興に目覚めます。
もう一人、ドイツに魅せられた男がいます。
ゴリラ三浦弥平
この人物、破天荒を絵に書いたような人生を歩んだ男。箱根駅伝では早稲田の五区を走り、オリンピック予選会では金栗に次いで二位に入り代表の座を射止めます。ずんぐりむっくり、そのマラソン選手らしからぬ風貌から「ゴリラ」とアダ名され、またその言動も人間離れし「死ぬまで駆ける必死隊」などと新聞ネタにされるほど。
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※この記事は「東京坂道ゆるラン」の「走れ!いだてん」に掲載されたものです。