そもそも桜、ソメイヨシノが一般化したのは明治期のこと。なので桜坂という名の坂道は比較的新しいものです。
東京には桜坂がいくつかあります。いずれも景観を保つために街路に桜を植え、その季節にはフルブルームを誇り、名曲を生み出すものもあります。
赤坂の桜坂
赤坂の桜坂は明治の中頃に開削され、戦前まで坂下に大きな桜の木があり、桜坂と命名されましたが、その樹は今は無く、近年植えたソメイヨシノが萌えています。都会の味気ない風景も桜があると一変します。
赤坂の桜坂坂上から。
六本木さくら坂
六本木ヒルズの裏には、欅坂46・けやき坂46のけやき坂の南側に並行して下る「さくら坂」があります。
六本木ヒルズ再開発から15年を経て街路樹の桜が道に覆いかぶさります。坂中腹にはさくら坂公園(通称ロボロボ公園)があり未来の「さくら坂46」たちが遊びます。
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※この記事は「東京坂道ゆるラン」に掲載されたものです。