23日(日)、4年に1度の文京区長・区議会議員選挙が開かれる。区長選には現職と新人の2名が立候補、区議会議員選挙には、定数34人に対し、43人が立候補した。
候補者の顔ぶれは文京区のサイトに掲載されている。区長選候補者一覧はこちら。区議選候補者一覧はこちら。
教育や福祉、医療、さまざまな分野の身近な課題は区政にかかわっており、区民にとっては大事な選挙だ。しかし、立候補者の情報が少なく、誰に投票してよいか迷う人は多いと思う。そうした中、区民有志や大学生らが独自に候補者アンケートやインタビューをする動きがある。「文京区を住みよい町にしたいと願い、区民有志がつながって活動を始めたゆるやかなネットワーク」という「みらくるネット(未来の文京区をひらく区民のゆるやかなネットワーク)」は、2015年から候補者アンケートを実施してきた。
今回選挙では、「達成したい施策」「区民が抱える問題は何か」など4つの質問を、立候補説明会に来た現職区議と新人の挑戦者に配布し、回答を収集。そのままサイトに掲載している。候補者43人中、18人から回答を得た。区長選立候補者では、現職から回答を得ている。
また、区内在住で「気候危機を解決するために勉強している」という「大学生」が、「文京区をゼロカーボンシティにするために、当選したら何をしますか?」「私を文京区に引き留めてみてください」という質問を、候補者に動画でインタビューしたものをYouTube「Ru@文京区の政治家に聞いてみた」にアップしている。ゼロエミッションを実現する会の協力で、アンケートも実施し、公表している。
一方、区長選挙の情報は、マスコミにも取り上げられ、たとえばNHKの「首都圏ナビ」には区長選候補者のアンケートが紹介されている。
選挙公報も、文京区のサイトで見られる。区長候補者はこちら。区議候補者はこちら。
期日前(不在者)投票は22日20時まで。投票に関する詳細は文京区のサイトで。