心地よく暮らし、働き、学ぶ。ブンキョー庶務部が発足、文京cococi始動

キックオフ

結婚、出産、子育て・・・ライフステージに合わせて暮らし方や働き方を自由に選べたら。そんな思いをカタチにしようという女性たちによる「ブンキョー庶務部」が発足し、はたらく拠点となる場所「文京cococi(ここち)」の準備を本格的に始めた。6月24日、キックオフイベントがアカデミー湯島であり、関心を持つ女性たちや協力企業の担当者らが集まった。

 

市川さん(Polaris代表の市川さん)

 

文京cocociは昨年、文京区の新たな公共プロジェクトの支援を受け、発足準備を進めてきた。世田谷区などで先駆的に取り組んできた非営利型株式会社Polaris(ポラリス)がバックアップしている。Polaris代表の市川望美さんは、自らの出産を機にIT企業を退職、子育て支援のNPOなどにかかわるなかで、ママたちがライフステージに合わせて心地よく働ける場をつくりたいと思ったという。「『ママたち』とくくられてしまいがちだが、実は社会経験豊富な人材であり、地域のことをよく知っている。前の働き方に戻るのではなく、新しい視点で働くことにかかわる価値を開拓したい」と市川さん。調布市でママたちのコワーキングスペース「cococi」を2011年に開設し、チームで働くための仕組み「セタガヤ庶務部」で、お引っ越し下見サービスといった、地域をくまなく知る女性ならではの視点から仕事を創ってきた。セタガヤ庶務部の登録メンバーは150人に及ぶという

 

メンバーあいさつ(メンバーがあいさつ)

 

Polarisは全国にcocociを2000カ所つくることを掲げ、すでに群馬県桐生市や徳島県との話も進んでいるという。昨年から文京区内で座談会や説明会を重ねたところ、13人のメンバーが集まった。この日は主要メンバーが7人が、「専業主婦と言うと会話が終わってしまうが、名刺交換して会話できることがうれしかった」「これぞ文京cocociといえるものにしたい。幅を広げたい」などとあいさつした。

すでに区内の事業者から名刺入力やイベントの企画・開催協力といった仕事の依頼を受けている。事務作業を手伝ってもらっている会社は「コーディネーターが来てくれて、チームで段取りもしてくれる。付加価値をつけて庶務をします、の意味がよくわかった」と話した。事業者からの仕事の依頼や相談も受け付けている。

 

懇親会

(終了後は参加者同士が交流)

 

今後は拠点づくりや広報活動をしながら、一緒に働く仲間も募集中だ。6月29日(月)と7月10日(金)に、本郷4丁目の「はじまりの学校a.scool」で、「子どものいる暮らしのなかではたらくを考える座談会&ブンキョー庶務部説明会」を開く。詳細は文京cocociイベントページで。(敬)