文京区発!子育て世代向けフリーペーパー「うふ・ふ」製作中!春からは都立工芸高校生とコラボ

 文京区の子育て世代が、地域をつなぐきっかけをつくろうと、フリーペーパー「うふ・ふ」の創刊に向けて始動中だ。2月中にプレ創刊号を出して企業などに協力を求め、4月以降は本郷の都立工芸高校の生徒と一緒に製作を始める。2015年度の文京区新たな公共プロジェクトに登録されており、プロジェクトリーダーの高山陽介さんは「多世代交流しながら地域全体で子育てをする環境をつくりたい」と話している。
高山陽介さん
 「パパ対談の原稿、こんなかんじでいいでしょうか」「特集をどうするか、そろそろ決めないと」。1月、高山さんが主宰する音羽の学習塾「わでかくらぶ」に、区内のフリー編集者やライターらを含む子育て中のパパ、ママが集まり、「うふ・ふ」プレ創刊号の内容について熱い議論が交わされた。A4版8ページのプレ創刊号では、子育てコミュニティースペース特集で小石川の「さきちゃんち」を紹介するほか、子ども歓迎の立ち寄りスポットとして千駄木の「ケープルヴィル写真館&カフェ」や根津の「みのりCafe」、「千石こじゃり」などを取り上げている。
多世代でにぎわった第1回目の「えんがわ」
 1月24日(日)、江戸川橋の文京総合福祉センター1階にある「Cafe BUNBUN」で、多世代交流カフェが開かれた。2歳児からお年寄りまで30名を超す人数でにぎわい、お手玉など昔遊びで交流を深めた。参加者による投票で、名称は「えんがわ」に決定。多世代交流カフェの参画者でもある高山さんは「自分自身もそうだが、借家の新住民が地域と関われる機会が少ない。区内の子育て世帯を中心に子育てサークルを運営しているが、そこの若い世代と上の世代がゆるーく楽しくつながれたら」と話す。「えんがわ」は毎月第4日曜日の10時~12時に開かれる(大人100円、子ども無料)。「うふ・ふ」でもさっそく記事にして掲載する。地域の様々な人をつなぐのがプロジェクトのねらいでもあるからだ。
高山さん父子と高浜さん父子
 また、「うふ・ふ」の大きな特徴は、パパの子育てを売りにしていること。高山さんも1児のパパだが、編集部の「文京子育て不動産」代表、高浜直樹さんも年明けに第2子が生まれたばかりのパパ。「うふ・ふ」では2人の対談も目玉にしていく方針だ。プレ創刊号は2月末に発行予定で、わでかくらぶ、文京子育て不動産、さきちゃんちなどで入手可能だ。
 今回は特別に「うふ・ふ」プレ創刊を先取りし、パパ対談第1回を先行公開する。(以下「うふ・ふ」プレ創刊号より)
ようちゃんなきちゃんの 白帯パパ対談
(ようちゃん:「わでかくらぶ」代表取締役の高山陽介さん。3歳男子のパパ)
(なきちゃん:「文京子育て不動産」代表の高浜直樹さん。3歳女子と0歳児のパパ)
ようちゃん(以下よ) さて、隠れメイン企画・パパ対談の第一回目のテーマは「パパスイッチが入った瞬間」ということですが、なきちゃんがパパスイッチ入ったのはいつ?
なきちゃん(以下な) 僕は、生まれた瞬間ですねぇ。出産に立ち会って、妻から娘が出てきた瞬間、ものすごく衝撃を受けました。
 わかる! 僕も出産立ち会ったときの感動と衝撃は忘れない!! でも、「本当に自分の子どもなのかな?」という変な不安があった(笑)。
 男って本当に自分の子どもなのか、なかなか実感できないですよね、DNA的な疑いではなく(笑)。最近僕は二人目が生まれたんですが、苦しんでいた妻が、出産直後「今回は安産だったー♪」と話している姿を見て、女性って強いなぁとしみじみ思いました。
 女性は強いよねー。そういえば立ち合い出産のとき、妻が握っていた僕の腕をあとで見たらあざが出来ていたよ。
 それはすごい。うちも立ち会い出産で手を握ってたんですが、生まれる瞬間、分娩台のグリップに持ち変えられちゃって、なんか寂しかった(笑)。
 それは寂しい(笑)。
 でしょ(笑)。ところでようちゃんのパパスイッチは、いつ入りました?
 妻が仕事復帰してすぐ、8か月の息子が水疱瘡になって、僕が一週間息子の世話をしたとき。それまでも世話していたけど、完全にひとりでみたのは初めてだったので戸惑ったよ。泣きながら後追いして来るからトイレに行けなくて、膀胱炎になるかと思ったり(笑)。寝かしつけるときも、布団に置くと泣いて……。背中にスイッチついてるよね(笑)。
 うちの二人目も置くと泣く子で、いま大変です。健康に生まれてきてくれたから文句は言わないけれども! でも、まめに世話した甲斐あって、ようちゃんのお子さんはパパっ子ですよね。僕もいろいろやったけど、それでも必ず言われるのが「ママの方がいい」(苦笑)。物理的におっぱいがついていない構造上、どうしても「手伝う」の域を出にくいですね。よくないんだけども。
 我が家も1歳までは「ママがいい」で寂しかったなぁ。最近は、ママが仕事疲れでイライラしていてパパの株が上がった(笑)。でも、僕は自由業だからなんとかなるけど一般的にはパパ主体の育児は難しいかも。僕のママ友は「パパに家事育児をやってほしいけど、やらせるとできなくてイライラするから自分でやる」と話していた。気持ちは分かるけど、パパも少し可哀想かも。僕は元々家事好きだからよかったけど、パパの仕事がハードだと育児スキルの差は広がる一方。パパが育児したいと思っても、ママに「危ない」と言われたら遠慮してしまうよね。
 これはイクメンブームと功罪かなぁと思うのですが、妻は家庭、夫は仕事で上手く行っていた家庭もあると思うんですよね。それなのに、最近は、育児が上手くできないとダメ夫みたいな。多様性として主夫も専業主婦もあっていいと思うんですよね。僕個人としては夫も子育てを楽しめたほうが豊かになる思いますが。
 そうだよね。ちなみになきちゃんの家の家事分担はどれくらい?
 4:6でやや妻が多いです。以前は7:3で僕が多かったのだけど……。うちも奥さんは会社員で僕が自由業ですから、僕が子育てしやすいんですよ。あ、今度、パパによるパパスキルアップ講座しましょう。女人禁制で愚痴こぼしながら(笑)
 それいいね(笑)。ってことで、今回はこれまで~。