JIBUNテレビ/政治参加のハードルを乗り越えるには?若者たちが考えた

政治参加の壁を乗り越える

政治参加のハードルを乗り越えるには?若者の政治離れが言われて久しいが、全国から集まった若者約30人が2月14日、政治との距離を縮め、いかに関心を持てるようになるか、ワークショップで深めた。2月13~15日に開かれた「ワカモノソーシャルフェスタBeyond2015」の一環。

 

話題提供者として、台東区在住の編集者・ライターで2児の母でもある矢嶋桃子さんと、NPO法人Youth Create代表の原田謙介さんが発表。矢嶋さんは、半世紀以上谷中の町並みと風情を彩ってきた「ヒマラヤ杉」伐採計画に際し、町会や商店会、ママ友などを巻き込んで署名活動などをしている。「批評家はいらない。自分で考え、動ける人にならないと」。原田さんは「政治とは、社会をよくしていく動き。主役は国民」と言い切る。地方議員と若者の「飲み会」や、学生議会によるまちづくりプラン策定の取り組みなどを紹介した。

 

参加者を交えた議論の中では、「始めの一歩が難しい」「政治という言葉をいかに使わず、場づくりができるかが大事」「近所のおじさんと雑談することから始まる」「何か行動したら変わった、という成功体験があれば」などという意見が出された。(敬)

 

スナップショット原田・矢嶋trim

ワカモノソーシャルフェスタ主催者代表の福島宏希さんと、原田謙介さん、矢嶋桃子さんに政治とは何か、動画で語ってもらった。

 

ユナイテッドユースとは、いろんな分野で活動している若い人たち、大学生や20代、30代の社会人、高校生たちが、分野を越えて、力を合わせて、みんなで大きな社会問題に立ち向かっていこうと、そういうプラットフォームをめざしている団体です。今日のセッションでは「政治の壁を乗り越える」という題名で、政治に対して多くの人が感じてしまっている距離感みたいなものを、どう縮めていけるのかということを、矢嶋桃子さんと、若者に向けて政治参加のいろいろな試みをしている原田謙介さんをお招きし、参加者と一緒に考えるといった内容になっています。

非常にインタラクティブで、参加者のみなさんたちもいろんな問題意識をお持ちなので、講師の方と一緒に考えることができたかなと。私自身がよかったなと思ったのは、何か遠くの偉い人がやっているものじゃないんだと、政治というのは。私たち自身が、まさに矢嶋さんの谷中の取り組みみたいなもの、本当に生活者の視点で、自分のコミュニティーをどうしたい、こうしたい、という話をするところから、まず一歩始めるところから、と矢嶋さんもおっしゃってましたが、そういうこと自体が政治の参加のスタート、ということが改めて認識できてすごくよかったなと思います。

 


Q:政治とは何でしょう?

(原田)政治とは、社会をよくする動きだと思っていて、いろんな社会をよくする方法があると思うんですけど、社会をよくするためにいろいろ動いて実際の社会を変えていくのが政治だと思っています。

(矢嶋)政治という枠組みが自分の中でまだしっくりきていないんですけど、政治をつくるのは一人一人の人間かなと思うので、人間を知ることが政治をつくることなのかなと思います。

Q:政治参加のハードルを乗り越えるにはどうしたらいいと思いますか?

(原田)政治ってものを最初に考えちゃうと、遠いし固そうだし難しそうなんですけど、自分が住んでいる街の中で、ここ気になるなとか、こういうことしたいなというのが結果的にどこかで政治につながってくる、ぐらいでいいと思うんです。自分でできることがあれば自分でやっちゃえばいいし、政治にかかわらなきゃできないことがあれば、政治と一緒にやるとか政治を使うぐらいの切り口で考えてみると入りやすいと思います。

(矢嶋)地域の中で課題に感じていることを見つけて、それを人と話してみるとか。とにかく次のアクションにつなげることを考え続けていることなのかな。