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食べられる⁉はっさくのアクセサリー作ってみませんか/Weアートフェス2日まで/我楽田工房ではカフェが始動!

今年の桜は早咲きだったが、まだまだ楽しめる。神田川には桜吹雪が舞い、水面に花びらが浮かんでいて、川沿いの公園では久しぶりの宴会風景も。文京区関口の我楽田工房では、4月1日、2日と、「weアートブロッサム」が開かれている。我楽田カフェも始めており、グラノーラパフェ(過去記事参照)やコーヒーが味わえる。

「カフェもやってますよー」と呼び込みをしながら、店頭で伊予柑や無農薬の甘夏みかんを売っていた小海桂子さんの耳には、輪切りにしたミカンだろうか?柑橘類がぶら下がっている。「はっさくです。中でアクセサリー作りのワークショップやってます」

箱一杯の「干しはっさく」を見せてもらった。これをイヤリングやペンダントなどのアクセサリーにする。実がピカピカ輝いている。「これ、食べられるんですよ。おいしいですよ」と、小海さんがおもむろに一枚を割いて食べ始めた。何かでコーティングしていると思ったら、干したままのはっさくなのだそうだ。食べてみると、味が凝縮され、甘くておいしい。アクセサリーが食べられるとは!

「アンパンマンみたいに、これ食べていいよ、ってあげられますね」と小海さんは笑う。

実家が和歌山のミカン農家である小海さん。見た目が悪いミカンなどがもったいないと思い、干したらどうだろうと考え、輪切りにして干してみた。食べてもおいしいが、見た目もきれい。「リースにできるかも。イヤリングにしてみようか」。アイデアが次々浮かび、アクセサリーにしてみた。干しただけなので、時間がたつと茶色く変色する。「秋ごろはハロウィンで使うのにちょうどいい感じになります」

一枚一枚見ると、種があるもの、網目状のもの、それぞれに個性がある。片方は種あり、片方は種なしのイヤリングを作ってみた。これはかなり派手だ。食べてしまおうか。ハロウィンでつけようか。。。

weアートブロッサムの「we」は、早稲田(=w)と江戸川橋(=e)の頭文字であり、「みんな(=we)のまち」という意味も込められているという。散策マップ作りやスタンプラリー、ワークショップ、はしご酒イベントなどの催しを実施してきたがコロナ禍で縮小し、今回もこじんまりと実施している。2日ははっさくアクセサリーワークショップのほか、アロマハンドタッチケア、ロールオンアロマづくりなどもあり、千石に今月オープン予定の「なみのおむすびや」のおにぎりのテイクアウトも。

我楽田工房ではカフェも始めており、先日売り出したグラノーラのパフェやコーヒーなどが飲食できる。2日は米麺の豆乳担々麺やスコーンも提供する。詳細はサイトで。(敬)


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