認可保育園の申込者数、昨年を大幅に上回る/区立幼稚園と保育園、同じカリキュラムに/4月から子ども家庭部発足、保育課は幼児保育課に

4月に認可保育園の入園を申し込んだ人は0歳~5歳児計1697人に及び、募集定員を621人上回ったことが、2月7日に開かれた「文京区保育のあり方協議会」で明らかになった。6園の新設などで定員を349人増やしたにもかかわらず、昨年より248人増加。特に0歳児は255人、1歳児は337人、2歳児は141人オーバーしており、3~5歳児は募集よりも応募数が少なかった。第一希望だけの集計であり、この数字がそのまま待機児童になるわけではないが、2015年度並みかそれ以上の待機児童が出る可能性が出てきた。詳細の数字などは文京区認可保育園父母の会連絡会(父母連)のホームページに掲載されている。

保育のあり方協議会は、文京区の保育をよりよくしようと、年2回、行政と父母らが意見交換する場で、2001年度から開かれてきた。この日は子育て支援部長、保育課長、保育園長らと父母連加盟園の父母らが参加した。4月に申し込んだ認可保育園に入れるかどうかの通知は2月11日に発送するという。入園を申し込んでいるという人からは「待機児童の受け皿だった認証保育園が3つしかないがどう考えているか。近隣区の認証園に申し込んでいるが、区民優先と言われ、入れる保証がない」との質問があり、これに対して新名幸男保育課長は「今年度認証園8園のうち5園が認可になった。それは喜ばしい一方、受け皿的に厳しい側面があり、礫川公園内に春日臨時保育所を設置した」と答えるにとどまった。臨時保育所は申し込みをした園のどこにも入れなかった人を受け入れる予定だが、定員は0~3歳で62人だ。

また、保育園での幼児教育についての質問には「幼稚園は教育、保育は遊び中心などと言われがちだが、文京区において5歳児はすでに区立幼稚園と区立保育園のカリキュラムは統一されており、3~5歳児については4月から同じカリキュラムで同じ幼児教育をする」と回答。リーフレットもまもなくできるという。ただ、私立幼稚園、私立保育園には適用されず、「配布はするが押し付けはしない」とのことだった。

4月から、区役所の組織改編があり、現在の男女協働子育て支援部は、「子ども家庭部」に、保育課は「幼児教育課」に変わることも明らかになった。認可保育園と区立幼稚園の窓口の一本化をはかるという。その他の議題についての詳細は父母連ホームページで。3月19日(土)には、トークイベント「保育園児との生活AtoZ ~イマドキの保育園事情~」も予定されている。