東東京を地域メディアで盛り上げよう/昨年12月発足の東東京まちメディア会議所が始動、16日にライター講座、26日にトークイベント

 文京区、台東区、荒川区で地域webメディアを運営する5者が発起人となって、「東東京まちメディア会議所」が2015年12月に発足し、4月、同会議所として初のセミナー・イベントを開催する。16日は各メディアとも課題となっているまちの記者の養成講座、26日は情報交換や横のつながりをつくるためのトークイベントだ。
 東東京まちメディア会議所は、文京区からはJIBUNと、文京経済新聞が参画。ほかに台東区の浅草経済新聞と、東東京マガジン、荒川区の市民メディア「荒川102」が発起人に名を連ねている。地域メディアが連合体になれば、事業が回しやすくなるのではないか、連携して広域イベントができないか、といったことを、昨年秋から話し合ってきて、12月2日にキックオフイベントを開催した。
東東京マガジン主宰・今村ひろゆきさん=左=と荒川102の中里昇吾さん
 荒川102は2013年9月、もとは区民講座に集まってきたメディアに関心のある区民でスタート。近年人口が増えている荒川区のおもしろいお店やイベントなどを取材して紹介している。しかし、収益の確保や、取材して書ける人の育成が課題だという。
 まちづくり会社ドラマチックが運営する東東京マガジンは、不動産や求人情報も掲載し、伝えるメディアからつながるメディアをめざしているという。地元のお店には地元の人に来てもらいたい。そんな思いから、地元客歓迎キャンペーン的なイベントを企画している。
 浅草経済新聞は、全国展開しているみんなの経済新聞ネットワークの一員で、浅草の観光を盛り上げることがミッションの一つ。取材する中で、たとえばふぐ料理の食べ方がわからない外国人がいると知り、お店と外国人のコーディネーションが必要などと、課題を掘り起こしている。着物に着替えて浅草寺や合羽橋を観光するといった体験型のツアーも企画した。キックオフイベントではこうした発表があったほか、周辺地域からミニコミ誌やラジオを含め、様々なメディア関係者が集まって交流した。
 ただ、すぐに各メディアがまとまってイベントなどを企画するのは難しいため、それぞれが関心のある部門を担当して、試行していくことになった。第一弾は、記者養成が必要だという声が多かったため、写真の撮り方と記事の書き方の講座をJIBUNが中心になって16日15時から17時、台東・入谷のシェアアトリエrebootで開く。26日には「実験的スペース」をテーマにしたトークイベント「東東京ジャンクション」を開催。ゲストの1人は、文京区関口でコミュニティスペース「我楽田工房」を運営し、同工房内に設置したコミュニティキッチンをベースにさまざまな交流イベントを展開する株式会社ボノ代表の横山貴敏さんだ。
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