【イベント告知】「いのちのはじまり」無料上映会、文化シヤッターBXホールで11/3(土)開催

地域で子どもを育てるとはどういうことか。映画上映会を通じて考えようという「いのちのはじまり」無料上映会が3日(土祝)、文京区西片の文化シヤッターBXホールで開かれる。企画の中心になっているのは、昨年秋まで文京区に住み、千葉県南房総市に移住した相川千晶さん。「自分の子育てや移住で、『居場所』の必要性を感じた。都市部と地方の橋渡し役として、子どもたちに何か還元したい、という思いもある」という。

映画「いのちのはじまり 子育てが未来をつくる」

相川さんは2016年に第一子出産後、孤独な子育てを経験し、夫との家事や育児のやり方をめぐり小さないさかいを繰り返したり、涙が止まらないなど精神的に不安定になったり、今思えば産後うつだったのではと思うような状態に陥った。そんなとき、地域の子どもや親子が集うひろばに出合い、自分の居場所を見つけられたようで、気が晴れたという。

もともと映画ウェブメディアの編集を仕事とし、コミュニティづくりにも関心があったことから、子連れでも映画が楽しめる「まちの映画館」を立ち上げた。その後、どの保育園にも子どもを預けられなかったことをきっかけに、地域おこし協力隊として千葉県南房総市に移住することにした。そこでも子育て中の親が抱える問題は同じだと実感したという。

まちの映画館@さきちゃんち

「いのちのはじまり」は、世界9カ国で家族や育児現場を取材し、さまざまな文化・民族・社会的背景における子育ての今を伝えるドキュメンタリー。各国の母乳育児の現状、職場復帰に悩む母親や、専業主夫の父親、養子を迎え入れた家族、孫の面倒を見ている祖父母、育児に取り組むレズビアンのカップル、両親を亡くし幼い兄弟の世話をする少女などが映し出される。映画鑑賞とその後の対話を通して、多様性のある生き方について気づきの機会を提供したいという。

上映は13時半から。終了後感想シェアタイムも設けられている。また、演劇的要素を取り入れた「読みがたり」イベントも開催(10時半からと16時から)。託児スタッフによる見守りもある。入場無料。費用をまかなうためのクラウドファンディングも2日まで実施中だ。詳細はクラウドファンディングのサイトで。無料だが人数の把握のためPeatixで申し込みを。