ヨコシマーズ!横縞津ってお相撲さん?いえいえ実はウクレレバンドでごわす

ライブアップ用

根津にあるという「柄物部屋」所属の力士、横縞津をご存知? いつもヨコシマ柄の浴衣を着て、幕下だけどウクレレがうまい。飼い猫の名前はねこ縞津で、鹿児島県出身。好きな言葉は「NOヨコシマ、NOライフ、でごわす」――実はこれ、根津周辺の住民が結成したウクレレバンド「ヨコシマーズ」のマスコットキャラクターだ。缶バッジや手ぬぐいといったグッズを開発・販売し、好評だ。

物販アップ用 メンバーはウクレレ8人、ピアニカやパーカッションなどのサポートメンバーが4人程度。2012年初夏に結成された。発端は、ヨコシマチカさんが、根津の友人とウクレレ教室に通い始めたこと。その半年後、仲間でバンドの名前を決めようと、よこしまな奴ら、ヨコシマーズでどうかという話になった。実在の元力士、若島津をモデルに、横縞津のキャラクターが浮かび、メンバーのイラストレーターが原画を作成。「相撲はいまいちだけどウクレレがうまい」といったプロフィールが次々にできあがり、あれよあれよと言う間に旗や横断幕ができ、ヨコシマなユニホームも作った。そのうち、飲食店に呼ばれ、ライブの話も来るようになったという。設計の仕事が本職のヨコシマチカさんだが、「ボーカル、プロデューサー、営業、何でもやってどんどん広げますよ」と鼻息が荒い。

観客もヨコシマ (観客もヨコシマ)

 7月に開かれた「世田谷カレーパンまつり」では、ヨコシマーズ史上最大規模のイベントステージで、20分間のライブを3回披露。カレー色の横縞のコラボ缶バッジや、ランチバッグなど新商品も発売した。「ヨコシマ、ヨコシマ、オー、ヨコシマ」と連呼するデビュー曲「ヨコロップ」のほか、ヨコシマチカさんが「歌詞が突然降りてきた」というカレーパンまつりのためのオリジナル曲「カレーパンのうた~辛いとか甘いとか人生みたいだね」も披露された。

缶バッジ

世田谷カレーパンまつりは、世田谷パンまつりから派生し、「自転車で地域デザインの旅をする」世田谷のデザイナー5人による「ツール・ド・デザイン」が主催。リーダーの佐藤昌栄さんはまつりの前に、世田谷のパン店のカレーパンをめぐるツアーを実施。「カレーパンが好きだし、世田谷の名物にしたい」。若者就労支援センターと協働し、働くことに悩む若者に新たなきっかけをつくることもねらいだ。「カレーパンは脚光を浴びていなかっただけで、そこにデザインとイベントをくっつけると面白くなる」

タテアップ用

ヨコシマーズも同様。ウクレレバンドに、デザインとイベントを足したことがウケている。ヨコシマチカさんは「文京区のイベントに出向きますよ」と話している。(敬)