紙のタワーをみんなで作ろう!印刷関連工場から出る紙の切れ端で小学生向けワークショップ

紙タワー・のっぼ

細長い紙。つるつるの紙。本の箱などに使われた紙の切れ端を使って紙のタワーを作ろう――そんなワークショップが、夏休み最後の週末となった8月30日、文京区関口のギャラリーで開かれた。

紙タワー・マンション

江戸川橋、早稲田近辺で活動している建築家らによる「神田川アートブロッサム」の夏企画。近辺の神田川沿いの街には、出版社や印刷会社、印刷関連の会社や工場が集まっている。「かつて神田川でコウゾをさらして和紙を作っていたらしい。そこから印刷、出版が集まる紙の街に発展したのでは。そこで何かできないか、まじめに考えた」とメンバーで建築家の海田修平さん。印刷工場だけでなく、印刷物に穴を開けたり角を丸めたり、型屋とかぬき屋と呼ばれる業種や、折る専門、背表紙などの箔押し屋など、細かい分業体制があるという。

紙タワー・製作中

知人の紹介で、本の箱を作っている会社を訪ねたら、紙の切れ端がたくさんあった。細長い紙が多いので、タワーにしてみようか、という話になったという。「紙切れがこの街を象徴すると思って。自分たちの街がどういうところか、考えるきっかけになるといいし、子どもたちが環境や身の回りの生活を意識できるといいな、と思った」。

紙タワー・材料

参加者は小学生ら約15人。スライドで世界中のタワーのほか、ピラミッドや給水塔、パンケーキを積み重ねた写真などを見たあと、設計図を作成。色や質感、大きさの違う何種類もの細長い紙をさまざまに組み合わせ、子どもたちは思い思いにタワーづくりに励んでいた。31日はできあがった作品をギャラリーに展示する。(敬)

親子でタワー