いつどこで誰が新型コロナウィルスに感染するかわからない状況が続いている。陽性になったり、濃厚接触者になったりして、突然自宅療養や自宅待機になったら買い物をどうしよう・・・。そんな不安にこたえようと、文京区民有志が、とりあえずの必需品を買って届けるボランティア活動「文京マルキュー応援団」を始めた。
マルキューの「キュー」には、いま求めている人に、「求」、ゆっくり休んで、「休」、急いで力を貸す、「急」の意味が込められているという。
きっかけは、LINEのオープンチャット。自宅療養の話題が出たとき、「単身だから不安」「行政に頼っても仕方ない」といった声が寄せられ、「物を届けるくらいなら私でもできる」「みんなの少しずつの力で何かやってみよう」という声があがり、賛同者が集まった。オンラインで打ち合わせを重ね、サイトやしくみを作った。
依頼者はサイトのフォームから依頼し、プライバシー保護のためニックネームで、住所も町名までで受け付ける。ボランティアが食料や雑貨などを見繕って購入し、玄関先まで届ける。「飲み物パック(約800円)」や、レトルトご飯やカップめんなどの「食事パック(約600円)」、ティッシュや解熱シートなどの「雑貨パック(約500円)」などとパック化して品目を絞り、ボランティアが依頼者と直接やりとりして購入。配送料は取らないので、依頼者は実費のみ支払う。
配送する区民ボランティアメンバーも募集中だ(紹介制)。詳しくはサイトで。Facebookページでも発信中。