都心の平地に突き出た山、愛宕山は、その高さという地形的性格から、観光地であり、信仰の地であり、測量、放送などにも利用され、産業遺産も盛りだくさん。
江戸名所図会より愛宕山
愛宕山(標高25.7m)は東京23区内で一番高い自然の山です。
なぜ、自然の山とわざわざ言うのか?
それは自然でない人工の築山、箱根山(標高44.6m)があるからです。
山上の愛宕神社は火伏せ、防火の神として信仰を集めました。
また、眺望が良く、江戸湾の水平線まで望めたと云います。行楽地として江戸の民に愛され、近代ではその高さから測量地点として利用されてきました。
愛宕山のビックリ測量遺産を参照
愛宕山の出世の石段
愛宕神社の男坂は「出世の石段」と呼ばれています。
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※この記事は「東京坂道ゆるラン」に掲載されたものです。