富山から世界へと発信を続ける三味線と胡弓の2人組ユニット「糸音-itone-」のコンサートが16日(日)15時から、千石3丁目のコドモカフェ・オトナバーTummy(タミー)で開かれる。飲み物を片手にぜいたくな日曜午後のひとときを過ごせるかもしれない。
糸音は、富山市で「しゃみせん楽家」を主宰する濱谷拓也さんと、「おわら風の盆」で知られる富山市八尾町出身のおわら胡弓奏者・舘谷美里さんのユニット。濱谷さんとは、JIBUNの稲葉洋子ライターと不思議なご縁でつながり(過去記事参照)、当日はダンボール三味線と和胡弓による民謡も披露されるという。
取材がきっかけで、昨年秋には藍染おわらが開かれ、舘谷さんによる和胡弓教室も千駄木の「狸坂文福亭」で開かれている(詳細は過去記事で)。胡弓というと、中国の二胡と勘違いされがちだが、和胡弓はもの悲しさやなつかしさを感じさせるという。
糸音は民謡をベースに、ロックやラテンの要素も取り入れて「新しい日本の音」に挑戦しているといい、新感覚のライブが期待できそうだ。
2023年7月16日(日)14時半開場、15時開演。千石3-5-15-1Fのコドモカフェ・オトナバーTummy(タミー)にて。大人2000円、子ども1人無料、2人目から500円。このほかワンドリンクの注文が必要(有料)。予約・問い合わせは糸音ライブ実行委員会(tanuki.bunbukutei@gmail.com)へ。