先日、家から少し離れた大きな多目的広場へ息子と出掛け、「スポーツの秋」を楽しみました。キャッチボールにバドミントン、バレーボールに筋トレと気の向くままに体を動かしていたところで、ちょっと顔見知りのパパさんが登場。お仲間さん達とソフトボールの練習にきたとのことで、息子もまぜてもらうことに。「よろしくお願いします!」とペコリと頭を下げ、少し緊張しながら大人たちの輪に入っていく息子の背中を、ポンと叩いて送り出しました。
私は待っている間、久々にどんぐり拾いなど。子どもが幼稚園に通っていたころは、目白台の運動公園で日が暮れるまでどんぐり拾いをしたな。息子が生まれて初めて拾ったどんぐりは、どんぐりコマにしようと机の上に置いておいたら翌朝虫だらけで悲鳴上げたな……等々、いろんなことを思い出しながら。
息子が生まれて、10回目の秋。どんぐりから虫が出てくることも、食べられるどんぐりがあることも、アイデア一つでいろんなおもちゃに変身することも、息子との生活のなかで、学んだことがたくさんあります。そして、学びの一つにこちらの絵本も。
『どんぐりノート』
いわさき ゆうこ 大滝玲子作
文化出版局
子どもが小さいころ、何度も読んだ(眺めた)どんぐりの絵本です。イラストと写真、解説がとてもわかりやすく、子どもだけでなく大人が読んでも楽しい1冊です。
公園で拾い集めたどんぐりをお皿に並べたら、まずはこちらの絵本で“答え合わせ”。答え合わせが終わったら、絵本で紹介されているどんぐりの調理法やおもちゃの作り方を見ながらプレイタイム。そんなふうに心ゆくまでどんぐりを知り、楽しめます。
ちなみにこの絵本が大好きだった我が子ですが、今でもどんぐりに興味はあるのかなあ?なんて思っていたら……キャッチボールの後で、せっせかどんぐりを拾い集めていました。コマにするそうです。そこは変わってないのね(笑)
(OSAGARI絵本・伊藤みずほ)