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北区・荒川区でも水遊びができる!/じゃぶじゃぶレポーターが行く㊦

今や、「じゃぶじゃぶ池」は夏の風物詩のひとつ。近寄ると風が心持ち涼しいと感じる。そしてファミリーにとって強い味方だ。池が近づくに連れ、子どもたちの歓声が大きくなり、大人も水の力でリフレッシュするような気分になる。「『じゃぶじゃぶ池』は北区は多い」と聞いて、文京区内から行きやすそうな他区の「じゃぶじゃぶ池」に行ってみた。

〇西ヶ原みんなの公園(北区西ヶ原4-51-62)

東京外語大学の跡地を公園にした、「みんなの公園」の中にある。

大きい子も大人も遊べる。大小二つあり、小さい池の前は芝生になっていて、テントが並んでいた。穴場なのか、日曜日で暑い日だったが、それほど混んでいなかった。

〇滝野川公園(北区西ヶ原2-1-8)

北区防災センターに隣接した防災公園。消防署や病院などが周辺にあり、滝野川地区の防災拠点となっている。入口から入っていくと突き当たったところに、高さ5mの岩があり、その前には直径25mの池があり、広々と使って水遊びができる。

高学年の子どもたちも、みんなではっちゃけて遊んでいた。

〇飛鳥山公園(北区西ヶ原2-16-16)

歴史ある、有名な公園の中にある水あそびの場。王子駅に近い入口近くにある。滝もたくさんあり、中央に大きな噴水も。

この日も親子でいっぱい。人が多すぎて泳ぐのは難しく、水をバケツに汲んでは流したり、水かけっこをしたり。テントも海水浴場並みにずらりと並んでいた。

〇音無親水公園(北区王子本町1-1)

王子駅近くにあり、石神井川の川跡を利用して作られた公園。苔むした岩があったり、木々に囲まれ自然の趣がたっぷり。

子どもの膝くらいの水深の渓流が流れ、水車もある。ファミリーや仲間で遠足のように訪れているグループが多い。岸が岩なので、テントではなく、敷物が並んでいた。

〇日暮里南公園(荒川区東日暮里5-19-1)

日暮里駅の近くにある。中央に大きな噴水でその周りに小さい噴水が4つ。水は浅い。周りには、ベンチがぐるりと置いてあって、大人は子どもを見守ることができる。子どもたちは浮袋で遊んでいた。消毒用足洗い場が備えてある。

〇天王公園(荒川区南千住6-67-21)

南千住駅から10分くらい、千住大橋の近くにあって、江戸時代にあった屋敷の跡地が公園になったのだが、屋敷があった時代からあったのだろうと思われる岩山が今も残り、そこから滝が流れ、ぐるりと池で遊べる。岩は人の背丈の3倍くらいの高さはある。

〇尾久の原公園(荒川区東尾久7-1)

舎人ライナー熊野前駅から近い。隅田川沿い、尾久の首都大学に隣接した大きな公園。青い空、白い雲、緑濃い木々、葉をゆする風、蝉の声、まぶしい太陽、絵に描いたような夏の景色をすべてを満喫できるような場所。

浅くて安心できる池であそぶ子どもを見守りながら、親は木陰にゴザをしいてリラックスしていた。(稲葉洋子)


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